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つぶやき

2013年

2013年3月 母子草編集後記(親の責務と個人の責任)

2013年3月
 
 Facebookで知人が薦めていた本が気になっていて数日後にネットで注文をした。その本は、『リーダーを目指す人の心得』コリン・パウエル著。本のタイトルより、帯に書いてある「ペプシ工場の清掃夫から国務長官にまで上り詰めた伝説の男が教える「13のルール」という言葉にひかれた。日本でも昔はこうした出世の話はよくあったのではないかと思う。独立して有名になる人はたくさんいると思うが、組織の中で這い上がる話は少ないと思う。
 
 そんな著者が恵まれない境遇で育った中でも家庭のことについて触れている。「私もいままでたくさんのアドバイスを受けてきたが、なかでも重要な言葉や格言以外の形で受け取ったもの ― 両親を見て学んだものだ。もちろん、言葉でもいろいろと教えてもらったし、何世代にもわたって蓄積された家族の知恵や昔話も語ってもらった。そのすべてが私の血となり肉となったことは間違いない。だが、一番は実例として両親が見せてくれたもの、両親の背中から学んだその生き様だと思う。親の言うことを聞く子もいれば聞かない子もいるが、どの子も親の行動をみているものだ。「己の欲するところを人に施せ」はいつでもどこでも有用なすばらしいアドバイスだ。助けを必要としている人に手をさしのべる両親を見て育った子どもは、このアドバイスに従って生きるようになる。両親が互いに尊敬し、愛に満ちた家庭を築けば、子どもはその環境の価値を理解し、自分が大人になったときに、同じようにしようとするものだ。
 
しかし、彼は最終的な責任は自分にあるということを言っている。(園長)
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