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つぶやき

2008年

2008年9月 母子草9月号より(日々を生きる)

2008年9月

 我が子ではない子どもを家庭で面倒をみている知人がいる。両親は子どもをおいてそれぞれ出ていってしまったそうだ。もうしばらく預かっているとのことだが、いま自分の籍に入れようと考えているという。今その子は小学一年生、我が娘(三女)と同級生。人に認めてもらいたくて何事にも一生懸命だそうである。字を書くことも、計算することも、とにかく自分を認めてもらいたくて頑張っているそうである。何故そこまで頑張るのかわかりますか?と尋ねられた。それは両親に捨てられた経験から、自分を認めてもらえればもう捨てられなくてすむと考えているようなのである。小学校一年生である、そのけな気な子どもの姿を想像しただけでも涙腺がゆるむ。
 
 その子が親について今後さまざまな思いを持つと思うが、この世に生を受けたことには感謝して欲しい。この子とその知人なら大丈夫だと思うが、「生きる」という言葉を当たり前のように使い、もしかしたら「生きる」という意志もしっかり持たずに日々時間を過ごしているのではないか?と反省をさせられる。
 
 時間ほど人が無駄遣いをしているものはないそうだ。特に若いうちは多いようだが、実際には生涯を通して無駄にしがちだそうである。さてさて今日の予定は・・・。【園長】
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