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つぶやき

2008年

2008年12月 母子草12月号より(インド紀行)

2008年12月
 
インド紀行
 
 過日お休みをいただき青年会議所の世界会議に出席するためインドへ行ってきました。インドには、5月まで在園していたP君と卒園児の小学四年生になるN君がいるので、せっかくの機会ということで、目的地に入る前にバンガロールに立ち寄らせていただきました。
 
 約二日間という短い時間でしたが、久しぶりに両家族の皆さんにあえて有意義な時間を過ごすことができました。私のことや幼稚園のことを忘れずに覚えていただいていたことが何よりうれしかったです。二人ともいくつかの言葉以外の日本語は忘れてしまっていましたが、「えんちょうせんせい」や先生方とお友達の名前など覚えていてくれました。ときどき幼稚園のホームページを見ていてくれているということでした。
 
 インドは今人口がすごい勢いで増えていて、近い将来中国を抜いて世界一になると言われている国ですので、本当に人が多いということを感じました。また、貧富の差が激しく貧しい人々が多いということ、町のいたるところにゴミが捨ててあること、車はクラクションを鳴り響かせ走っていて渋滞もひどいこと、様々なことを見てそして感じ帰ってくることができました。海外へ行くとあらためて日本の素晴らしさ、美しさ、日本人の良さを感じます。
 
 N君のお父さんと会話の中で車のクラクションのことが話題になりました。私が「日本人には人に譲るという精神があるので、ここまで車のクラクションが鳴るということはない。日本には思いやりの心がある。」と話すと「インドも昔はそうでした。偉人伝やとても良い物語もたくさんあります。しかし、人が増えすぎてインフラ整備が間に合わず、現状のように変わってしまった。」と言葉が返ってきました。確かに日本も高度経済成長やバブル等によって失ったものもあると思いました。日本人の徳高き精神性をしっかりと子どもたちに育まなければとあらためて決意をした次第です。(園長)
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