2009年
2009年4月 母子草4月号より(明日ありと・・・)
2009年4月
今年度から園だより母子草の表紙・内容を一新しました。ご感想をお寄せいただければ幸いです。毎月、予定表に二十四節気を記しています。これは、中西進さんの著書「日本人の忘れ物」に提唱されている「体のカレンダー」を大切にしようということに影響を受けてのことです。日々数字のカレンダーに追われることなく、自然の循環にそって名づけられたカレンダーの方が自然の中で生かされていることを感じることができます。どうぞご参考に…
「明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは」親鸞聖人の句ですが、満開の桜に皆さんは何を感じ、思いますでしょうか?桜の美しさの魅力はいろいろあるように思います。子どもたちも進学・進級で新たな花を咲かせています。日々違う表情を見せてくれます。毎日泣いたり、登園を拒んだりするかもしれませんが、これも成長の一つです。親として辛いかもしれませんが、大きな心で見守ってあげて欲しいと思います。
今しか見られない子どもたちが一生懸命自分自身と闘って成長していく姿、こちらも一生懸命に温かく見守り成長を支えてあげましょう。きっと嵐がさったあとは、二度とみられない良い思い出として皆さんの心に残るのだと思います。(園長)