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つぶやき

2011年

2011年2月 母子草編集後記(自らのこととして・・・)

2011年2月

 幼保一体化の将来像が徐々に明らかになってきています。幼稚園や保育所を残しつつも、多くの園が子ども園となるように財政支援を行っていくようです。まだ、細かなところはわかりませんし、いざ移行する段階には個々の園で様々な問題が出てくることが予想できます。もうしばらく静観をしたいと思います。
 
 子ども園に移行させるために財政支援を行うようですが、根本的な問題としてこの国に生まれた子どもたちの教育や保育の費用負担をどう考えるのか?ということを総合的に議論できないものなのか?と思います。子ども手当で現物支給してみたり、高校の授業料を無償化してみたり、その場しのぎ的な政策だと思えてなりません。
 
 生まれた地域や、親の就業や所得によって受けられる教育が違い、そのことによって格差の連鎖が世代を超えてつながっていくことは、しばらく前から問題とされてきています。もう少し縦割り行政をなくし総合的に議論できないものか?思います。
 
 阿久根市の元市長の竹原氏の話をうかがいました。あれだけ報道で悪者(?)にされながらも、選挙結果は864票差でした。彼の主張は公務員制度改革です。話を聞けば大いに納得できることはあります。これは報道では伝わりません。やり方、言い方は私も問題があると思います。しかし、システムを変えない限り事業仕訳などしても永遠に無駄はなくならないという主張は納得できます。
 
 そのためには、有権者である私たちが変わらないと、消費税を何%でも払わざるをえなくなり、掛けた分の年金はもらえないという結末です。システムを一気に変えることは無理ですが、何より私たちが自らのこととして考えないと・・・。(園長)
学校法人榎本学園
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