2012年
2012年1月 母子草編集後記(新年の決意 人を育てる)
2012年1月
一年の計は穀を樹うるに如くは莫し
十年の計は木を樹うるに如くは莫し
終身の計は人を樹うるに如くは莫し
中国春秋時代の管仲の書といわれる【管子】の中にある言葉だそうです。
意味は、「一年を目安とする計画は、穀物を植えるのが一番よい。十年を目安とする計画は、木を植えるのが一番よい。一生を目安とする計画は、人を植えるのが一番よい。一度植えて一度収穫のあるのは穀物である。一度植えて十度収穫のあがるのは木である。一度植えて百度も収穫のあがるのは人である。」ということのようです。
また、一言一句正確に覚えているわけではありませんが、『お金を残して死ぬのは三流、事業を残して死ぬのが二流、人を残して死ぬのが一流』という意味の言葉を何かで覚えたことがあります。
いずれにしても人を育てることがもっと価値があるということでしょう。年末に、子どもたちが大人になるころのことを書きましたが、それぞれ特性を生かし活躍するためにもその基礎をしっかり育まなければなりません。その責任を自覚し年初の決意と致します。
(園長)
(園長)