2012年
2012年10月 母子草編集後記(あたりまえに)
2012年10月
新入園児の4月からの変化を改めて感じることがあります。園での生活一つ一つに見ることができます。日々の積み重ね、習慣の力だと思います。
『怠惰な人はあるときだけ怠惰になるのではない。常に怠惰なのだ。・・・同様に美徳もまた習慣である、といえる。正直な人はだれに対してもいつでも正直であって、うそはつかない。ある人に対してあるときに限ってうそをつこうと思っても、正直な人はつけるものではない。正直が習慣になっているからである。勤勉、節制、倹約、寛大といった美徳もまた習慣のものである。勤勉の習慣がついている人は、この仕事を勤勉にやろうなどと、ことさら決意を固める必要はない。勤勉が習慣になっているのだから、仕事をすれば自然に勤勉になるというものである。怠惰を抑えて人を勤勉に向かわせるものは、まさに「習慣の力」である。』(『読書有訓』渡部昇一)
私のように「今日は頑張るぞ」と思っているうちはまだまだという事でしょうか。当たり前になるまでは、まだまだですね。みなさんはいかがでしょうか。(園長)