2003年
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2024-03-13T19:43:44+09:00
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2003-10-01T00:00:00+09:00
2003年10月 母子草10月号並びに群私幼125号編集後記より
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=53/r_id=104#block53-104
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<div>2003年10月</div>
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<div> 歩いた!歩いた!とにかく歩いた!(あるイベントで)甘楽町から富岡市を通り妙義町まで二十数キロ。翌日は、下仁田町を通り南牧村まで二十キロ弱、総距離は四十キロを越えた。連日、秋雨前線のおかげか日頃の行いの良さか、雨また雨。ビッショリ濡れた靴に水がたまりなんとも言えない感触。ウインドブレカーにカッパを装備するも、シャツまでびっしょりで、寒さとも長い道のりの間お付き合いとなった。</div>
<div> </div>
<div> ともに歩くメンバーは小学生七名、高校生三名、巨漢の大人二名のグループ(全体では五グループ)。同じグループの同級生の同伴者は一日目に足を痛めて途中棄権。楽しい会話を弾ませ、道草をしながら進む小学生と、とにかく完歩を目指し腰痛と戦いながら真顔で歩く小生との違いといったら…。情けない限りである。</div>
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<div> ちょっとそこまでと、車を走らせる時代に、小学生も握飯のみ持って「歩く」ということを通して何らかを感じ取ったと思う。また、高校生と一緒に過ごす時間も相当楽しかった様子だった。ゴールは、一日離れていた両親との対面でもあり、感動的であった。</div>
<div> </div>
<div> <strong>その後の反省会(小生の得意分野)では、大人たちがこの事業について熱い議論を交わしていた。「子どもと一緒の事業って良いよね!」どこからか聞こえてきた。本当にその通りである。子どもの歓声と笑顔、時には泣きっ面もあるが、毎日子どもたちに囲まれているこの職場は、最高なのである。</strong></div>
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2003-08-01T00:00:00+09:00
2003年8月「・・・」群私幼124号編集後記より
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=53/r_id=103#block53-103
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<div>2003年8月</div>
<div><br />
今月も群私幼編集後記の転載です。</div>
<div>群私幼124号編集後記</div>
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<div> 先日、ある洋上セミナーなるものに参加し、二泊三日その名の通り波に揺られて過ごした。居酒屋で酔うのは苦手ではないのだが、船に揺られるのはどうもだめである。伊豆諸島をさらに南下し小笠原方面へ、鳥島を過ぎ、孀婦(そうふ)岩を周って折り返してくる航路であった。</div>
<div> </div>
<div> お世辞にもきれいとはいえない東京湾晴海埠頭。太平洋のど真ん中に屹立する孀婦岩辺りの紺碧の海。同じ海である。どこに境があるわけでもなく、少しずつ色が変化しているのである。休憩時間に、この紺碧の海と地平線を眺めているとあらためて大いなる地球の魅力に引き込まれていくようで時の経つのを忘れていた。</div>
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<div> そんな折、「子どもは親を鏡に育つよね。人間は、地球を鏡にしていきなくちゃあ」の言葉を残し、小学校6年で急逝(一九九一年)した坪田愛華さんの遺作「地球の秘密」という本(漫画)に出合った。ストーリー、視点、内容も環境問題が分かりやすくとても素晴しい内容で感動した。その最後の感想の中に次の件りがある。「私一人ぐらいという考えはやめようと思います。それを世界中の人がすれば、一発で地球はだめになると思います。みんなで協力しあって、美しい地球ができればいいです。」</div>
<div> </div>
<div> 愛華さんを育てられたご家族、学校の先生の素晴らしさを感じる。子どもを取り巻く環境の力である。美しい自然、人間の魅力など、時々はこの目で見聞きしないと、海の色のように分からないうちに心に色がつくような気がする。濁った色でなければ良いのかもしれないが・・・。</div>
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2003-07-01T00:00:00+09:00
2003年7月「本当に」群私幼123号編集後記より
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=53/r_id=102#block53-102
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<div>2003年7月</div>
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<div>(社)群馬県私立幼稚園協会の広報誌「群私幼」の編集人を務めることになりました。<br />
その編集後記を転載します。</div>
<div> </div>
<div>No,123 編集後記</div>
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<div> プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが世界最高峰のエベレストに登頂した。登頂後の感想で「本当に夢だったことが一歩一歩近づいてきて・・・」と述べていた。登頂自体すごいと思うが、最高齢(70歳)の偉業を聞くと「本当(・・・)に(・)」の言葉が重たく聞こえる。</div>
<div> </div>
<div> 人間は誰しもあるめあて、たくらみをもって行動する。このめあてをもって行動する能力も、生まれつきのもではなく、成功や失敗を含む多くの試みの中で徐々に育っていくそうだ。幼稚園の目指している「子どもが周囲に働きかけて、自分で発達に必要なものを獲得する意欲や生活を営む態度、そこで培われる豊かな心を育てること・・・」言葉は違うが同義であると感じる。</div>
<div> </div>
<div> 今の日本社会にあって、身の回りにものがあふれ、さまざまなものが当たり前のように与えられる現状で、壮大な夢や冒険をもち、自分の求めるものを獲得するために失敗を恐れない積極性を持つことができるだろうか?</div>
<div> </div>
<div>子育て中の親として反省すべき点に心当たりがあるし、責任を感じる。何より園長として、幼児教育の重要性を再認識した「本当に」であった。</div>
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2003-05-01T00:00:00+09:00
2003年5月「久々の更新」
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=53/r_id=101#block53-101
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<div>2003年5月</div>
<div> </div>
<div style="text-align: center"><span style="color: #cc0000"><span style="font-size: 16px"><strong>久々に更新</strong></span></span></div>
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<div>すっかり更新をサボるようになってしまった。</div>
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<div>当初は、罪悪感があったものの慣れてしまうと結構平気なのである。</div>
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<div>慣れというものは、本当に怖い。</div>
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<div>忙しいことを理由に更新をサボる理由にしたくないので、</div>
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<div>一番忙しいときに(勝手に思っているだけで当てにはならない)更新を</div>
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<div>しなければと思い立った。</div>
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<div>最近、知人に更新してないねと言われ続けていたのであるが・・・</div>
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<div>先日、 <br />
なのっち大好き息子のお母さんから是非更新してほしいとメールが届いた。</div>
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<div>期待されると人間は、やる気がでるものだ。</div>
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<div>これは、大人も子どもたちも同じかな。</div>
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<div>この一週間どうなるかな?と思うぐらいやることが一杯になるとぞくぞくする。</div>
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<div>この緊張感が私自身を成長させてくれているように思う。</div>
<div> </div>
<div>所詮、私のやることであるから もともと大そうなことはできないのであるが・・・</div>
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いろいろ役やら何やら、頼まれたり手を挙げてみたりで、</div>
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<div>緊張の日々がめぐってくる。</div>
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<div>すべてお断りすればそれで済むのだが。</div>
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<div>断らない理由?</div>
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<div><span style="color: #ffcc00"><strong>「人は、各自自分の持って生まれた素質・天分をなるべく十分に発揮し <br />
実現することを通して、多少なりとも世の中のために尽くすほかないであろう」</strong></span></div>
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<div> 森 信三さんの言葉が、心の中にしっかり刻んであるから。</div>
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<div>でも期待通りに頑張らないと、次から当てにされなくからしっかりしなければ。</div>