2004年
https://nanokaichi.ed.jp/
2024-03-13T19:43:44+09:00
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2004-12-01T00:00:00+09:00
2004年12月 母子草編集後記より(薫習)
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=52/r_id=100#block52-100
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<div>2004年12月</div>
<div> </div>
<div> 幼稚園のホームページがきっかけで、名古屋の方と手紙のやりとりをするようになりました。園長のつぶやきのページに森信三さん(教育者・哲学者)のことが書いてあったのを見て手紙をいただいたのがきっかけです。</div>
<div> </div>
<div>◆毎月一人新聞「雪月花」というハガキが届きます。今月は「命の重さ」がテーマでありました。子どもの会話の中で「死ね」「殺すぞ」という言葉を耳にすることなどを問題に取り上げていました。</div>
<div> </div>
<div>◆日頃園の中でも、人が傷つく言葉や言われていやな言葉は言わないように、なぜ言ってはいけないかを指導していますし、もし実際にそのようの言葉を発したときには、厳しく指導をさせていただいています。是非ご家庭でも指導をお願いしたいと思います。この時期にしっかりとした対応ができるかどうかは?あとでかなりの差が出るように思います。</div>
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<div>◆以前に紹介したことがあるかもしれませんが、習慣について大好きな言葉(日本語)がありますのでご紹介します。</div>
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<div style="text-align: center"><span style="font-family: MS 明朝"><strong>薫習(くんじゅう)</strong></span></div>
<div style="text-align: center">どの家庭 どの企業にも そこの雰囲気がある</div>
<div style="text-align: center">その雰囲気をつくり出すものは 毎日毎日その家庭の人々が</div>
<div style="text-align: center">無意識に行っている習慣から かもし出されるものである</div>
<div style="text-align: center">良き香りが習慣として 身についたとき</div>
<div style="text-align: center">“薫習”と呼べるであろう 小野正孝</div>
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2004-11-01T00:00:00+09:00
2004年11月 母子草編集後記より(一人ひとりの自覚)
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=52/r_id=99#block52-99
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<div>2004年11月</div>
<div> </div>
<div> 10月号のPTAしんぶんの表紙は、お気づきかと思いますが、当園の「とれたて野菜お届けします!」の光景です。また、各園の理事長・園長を対象にした私幼時報には、(各園に一冊)年長児の組体操が表紙を飾りました。全国版に掲載され、よい記念になりました。掲載になったお友だちは運が良かったですね。</div>
<div> </div>
<div>◆台風や地震の災害に見舞われた方には、本当に言葉もありません。自然の中に生きることの難しさ、そして人間は<u><strong>生かされている</strong></u>ということを認識させられた次第です。もしかしたら現代文明への警笛かもしれませんね。</div>
<div> </div>
<div>◆冒頭の園長だよりに「体のカレンダーをもとう」というエッセーのことを書かせていただきましたが、その著者は、山河を尊び、天地に祈りをささげた本来の日本人を、日本人だけでも取り戻すべきではないか?と警笛を鳴らしている。</div>
<div> </div>
<div>◆三位一体改革にも国民としての声、お祭り後のゴミの散乱、自然やお互いの人々に対する尊厳。一人ひとりの自覚が大きく問われているような気がいたします。(園長)</div>
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2004-04-01T00:00:00+09:00
2004年10月 母子草編集後記より(募集の御礼と新バス)
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=52/r_id=98#block52-98
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<div>2004年10月</div>
<div> </div>
<div> おそらく初めてだと思うのですが、新入園児の募集を締切りさせていただくことになりました。もし、今後応募があればキャンセル待ちの対応とさせていただくことになると思いますが、できればお断りするのは気が引けるのでそのような事態にならないことを祈っています。本当に在園児や卒園児の保護者の皆様のおかげと感謝しています。ありがとうございます。</div>
<div> </div>
<div>◆申込をいただいた保護者の方には、感謝の気持ちを込めてすべて手書きでお礼状を書かせていただきました。『はがき道に生きる』坂田道信著の中に「ハガキを書く作業は、相手の名前をお借りして自分自身を見つめ、深めるということでもあるのです。」とあり、書きなれず力が入る右手を見つめながら頷きました。</div>
<div> </div>
<div>◆新しい園バスが28日から走りだしました。このバスが予定外の出費であることは前にお伝えしましたが、実は、理事長がどうしても前のバスが不安だからといって個人で購入し学園に寄付してくれたものです。そのおかげで、かつてから念願でありましたデザインと塗装にお金を掛けることができました。デザインは、今までもバンダナや自由画帳のデザインをしていただいたヨージ・ハタさんによるものです。是非、一度近くでご覧下さい。</div>
<div> </div>
<div>◆バスを子どもの送迎のための道具として考えれば、園名だけ入れておけば良いのでしょう。しかし、七日市幼稚園の園バスは子ども達だけではなく、子どもたちや保護者の方々、職員そして園の夢を乗せて走ります。</div>
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2004-09-01T00:00:00+09:00
2004年9月 母子草編集後記より(夏休みの報告)
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=52/r_id=97#block52-97
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<div>2004年9月</div>
<div> </div>
<div> 今年もわが子にとっては、良い父親ではなかったのか?の反省している次第です。幼稚園は長期の休みなのですが、個人としてはまとまった休みを取ることができずじまいでした。なかなか理想?夢?の夏休みとはいかないですね。</div>
<div> </div>
<div>◆そのおかげという訳ではないですが、研修会に参加したり、設営のお手伝いをしたりしながら、貴重な講演を聞く機会に多く恵まれるのは、毎年夏休みの成果であります。保育関係者以外の方の講演も、本当にためになります。</div>
<div> </div>
<div>◆帝国ホテル総支配人室接遇課長の山本博氏の「サービスで一番大切なことは、お客さまの喜ぶ姿を見て自分自身が感動する感性が大切。」そしてVIPとの数々のエピソードには、感動をいたしました。また、ノーベル賞を受賞した小柴昌俊東大名誉教授の「学生までの受身の能力で人生は終わらない。社会へ出てからは自分の判断、能動的な判断がものを言う。受身の能力と能動的な能力の掛け算で人生は決まる。」は印象的な言葉でありました。モエ・ヘネシー・ルイヴィトングループのLVMHウォッチ・ジュエリージャパン取締役谷口久美さんには、女性の立場から職場内での男性また上司としての心がけについて、また幼稚園のブランディング化について核心をついたお話をいただきました。</div>
<div> </div>
<div>◆余談でありますが、谷口氏の美しさ艶やかさには感動いたしました。容姿だけでなく言葉や仕草、考え方等。芦屋生まれで、フランス系のミッションスクールにフランス人の家庭教師というプロフィールを聞けば納得。一言で言ってしまえば育った環境が違う。これが良いとは言いませんが、毎日毎日家庭の人々が無意識に行っている習慣が身につくという環境の大切さを実感いたしました。</div>
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2004-07-01T00:00:00+09:00
2004年7月 母子草編集後記より(情報力)
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=52/r_id=96#block52-96
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<div>2004年7月</div>
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<div> 去る26日に体操教室の栗田先生の結婚式と披露宴に出席してきました。とてもニコニコ顔のかわいい新郎さんでありました。ちなみに新婦は妙義町の方です。おめでとうございます。今後、更に指導に気合が入ることでしょう。</div>
<div> </div>
<div>◆最近は、仲人さんを見る結婚式はほとんどなくなりましたね。また、パーティー形式というのでしょうか?今回はじめてだったのですが、入室後は、料理も飲み物をどうぞとのことでした。乾杯まで一時間も待たされる披露宴は、徐々に消えていくのでしょうか?</div>
<div> </div>
<div>◆高松で結婚式場をいくつも経営する方と知り合ったときに、業界の集まり(情報交換)で、時々東京へ来ているという話を伺ったことを思い出し、改めて納得をしました。披露宴の形式も日々変化していくのでしょう。</div>
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<div>◆今度、群私幼より推薦を受けて全日本私立幼稚園連合会の委員になることになりました。しかも、最新の情報が入る広報委員会。もちろん情報を協会に持ち帰り発信することはもちろんでありますが、折角行くわけですから、行かなければ得ることのできない情報や全国から集まってこられる方との交流をとおして何らかを自園に結び付けたいと考える今日この頃です。</div>
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2004-06-01T00:00:00+09:00
2004年6月 母子草(園だより)編集後記より(良い結果を導く秘訣?)
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=52/r_id=95#block52-95
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<div>2004年6月</div>
<div> </div>
<div> 先日、群馬県私立幼稚園PTA連合会の総会があり、大内会長さんたちと出席してきました。本年度は、大内会長さんには理事としてご活躍いただきます。一年間お世話になります。</div>
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<div>◆その総会での県学事文書課長並びに群私幼の協会長の挨拶、その後の講演会での講師の講演、皆さんが共通する内容のお話をされていました。それは、親の言葉や態度が幼少期の子どもに与える影響の大きさです。子どもの前で、先生や友達の批判めいた言葉や思いやりのない言葉を発したり、朝晩の挨拶や、食事の「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶など、親が家庭内でまずしっかりとやることが、一番大切なことであると。</div>
<div> </div>
<div>◆園に届いたメールを今月紹介させていただきました。園も職員も子どもと一緒で、褒められると調子に乗り更に頑張ることが出来ます。時には、その反対に実施しないうちから、批判めいた言葉が届くことがあります。もちろん結果についてのご意見は真摯に受け止めますが・・・。</div>
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<div>◆何が最終の目的や目標なのか?より良い結果を求めるのか?他のものや人と比較して何か言うことが目的なのか?子育て地域社会、人間関係、すべて良い方向に向かうキーワードは何でしょうか? 文面から読み取れますでしょうか?</div>
<div> </div>
<div>感想メール・お手紙受付中です。</div>
<div style="text-align: right">(園長)</div>
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2004-05-01T00:00:00+09:00
2004年5月 母子草(園だより)編集後記より(本物の言葉)
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=52/r_id=94#block52-94
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<div>2004年5月</div>
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<div> </div>
<div> 何と四月の誕生日会で年中の男の子が、将来何になりたいか?という質問に「園長先生」と答えた。私もビックリしたが嬉しかった。また、年長の男の子の個人記録ノートに、同じように園長先生になるという家族の会話が記入してあるのを担任が見せてくれた。「最近、園長はちょっと人気があるな」と言ったら職員が笑っていた。</div>
<div> </div>
<div>★プロジェクトXのチーフプロデューサー今井彰氏の講演録をいただいた。この番組は、非常に地味な登場人物、一つのプロジェクトに人生を捧げた人たちを取り上げた内容であるが、人気番組である。番組同様、仕事に向かう意欲やエネルギーをいただくと共に、やらなければならないのだ、という気持ちになった。</div>
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<div>★今井氏は、「リーダーたちの言葉」という本を出した理由を、本当の言葉を書きたかったと語っています。プロジェクトに携わっていた人、それからその時代を真摯に生きた人というのは、自分の言葉を身につけている。そういう言葉が若い人たちに敏感に受け止められたんだそうです。</div>
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<div>★私もいつかそんな本物の言葉を話せるように、園長という仕事の一道を一生懸命歩いていきたい。「園長先生になりたい」という子どもの一言は本当に嬉しかった。最後に、プロジェクトXに込められた一言をご紹介します。</div>
<div> </div>
<div><span style="color: #ff0000">“思いはかなう。努力する人間を運命は裏切らない。逆境の中でも道は切り開ける。思いはかなう”</span></div>
<div><span style="color: #ff0000">(園長)</span></div>
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2004-04-01T00:00:00+09:00
2004年4月 母子草(園だより)編集後記より(新年度の決意)
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=52/r_id=93#block52-93
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<div>2004年4月</div>
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<div> 今年度から新たな幼稚園像を描き、一歩踏み出しました。しかし、学童の方は、4月に正式に開始できなく準備、段取り、根回しという言葉の意味を体感いたしました。しかし、今後も負けずに信念を持って挑戦・展開をして行きたいと思います。</div>
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<div>◆また、今年度から定員を165名に、増員を認めていただきました。こちらも、足掛け6年を要しました。県の多大なるご理解、ご協力をいただきましたが、そこにたどり着くまでは紆余曲折といいましょうか、壁があったのも事実です。</div>
<div> </div>
<div>◆一生懸命やればやるほど障害が出てきます。その分自分のやる気もかき立てられるのでそれはそれでいいのですが、しっくりこないことが多々あります。</div>
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<div>◆すべて自由競争の時代とは行かないかもしれませんが、安定や協調なる言葉が、努力を怠ったり、真の目的を霞めるようなことにならなければ良いと思います。強く、正しく、明るく、元気に子どもたちに負けないように園長としても生きていく決意をした4月であります。(園長)</div>
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2004-02-01T00:00:00+09:00
2004年2月 群私幼126号編集後記より(坂本竜馬の墓参)
https://nanokaichi.ed.jp/pages/8/detail=1/b_id=52/r_id=92#block52-92
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<div>2004年2月</div>
<div> </div>
<div> 毎年一月下旬京都を訪れている。ただどこを観光する訳でもなく、ホテルと会議場の往復と、夜の祇園界隈のみである。</div>
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<div> 今年は、折角なので一箇所ぐらいは時間をつくり観光をしようと計画した。その計画とは?坂本竜馬のお墓参り。</div>
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<div> 何故かというと、昨年から「竜馬がゆく」司馬遼太郎著を読んでいてどうしても訪れてみたいと思っていたからである。全八巻の読破はこの日までに出来なかったがクライマックスの感動を盛り上げてくれた。京都のまちは、NHKドラマの影響か「新選組」の字が例年より目につくような気がした。</div>
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<div> 墓地の入り口から竜馬ファンの書き残した熱い思いのこもった言葉の数々を目に止めながら階段を上っていった。上りきると、盟友中岡慎太郎の墓と並んで立っていた。私が訪れている間も、次々に人が上がってきた。墓前で手を合わせたあとは胸が熱くなった。その場で振り返ると京都のまちが一望に広がっていた。竜馬が描いた夢のように壮大に。</div>
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<div> 竜馬のように陽気で大きな人間に少しでも近づきたいと思うが、いま竜馬園長ならどんな壮大な計画を立てるであろうか?</div>